S.T. [リーダー]

志望業界の大きな方向転換

学生時代は経営学部で学んでいたこともあり、銀行や証券会社といった金融関係の企業に就職することを考えていました。しかし、そんな時に起こったのがリーマンショックです。先行きが不透明となった金融業界からの方向転換を決意し、目線を変えて、興味のあった接客業も視野に入れて就職活動を再開しました。そんな中、学生時代によく利用していてなじみのあったカラオケ業界の当社に出会い、現在に至ります。

入社後は、ソファのリペアや壁紙の張替えなども行い、「カラオケ店=接客の仕事」というイメージが大きく変わりました。客として利用していた学生時代に目にしていたのは、あくまで表の仕事だけであって目に見えない部分の仕事も多いことを知り、目から鱗でしたね。

各店舗の成長をバックアップ

私は現在複数店舗を管理するリーダーのポジションを任されています。担当する店舗を円滑に運営するという役割を担っていますが、立場上、店長の意向を尊重することを心掛けています。各店舗をまとめるのは、あくまでも店長の役目です。そのため、設備の破損といったお客様の安全に関わるような緊急性の高いものを除いては、強く店長に指示を出さないようにしています。

とはいえ、コンスタントな売り上げを継続できる店舗にするには、店長はもちろんアルバイトスタッフに至るまで本部の方針を浸透させる必要があります。複数の店舗を経験してきましたが、本部の方針が行き届いている店舗のスタッフは顔つきや仕事への取り組み方が違うんです。そのため本部との橋渡し役として、上手くモチベーションを上げながらスタッフのレベルを一定まで上げていけるように心掛けています。

仕事のやりがい

売上目標の達成はもちろんですが、スタッフの成長に立ち会えるのもこの仕事の醍醐味です。私が店長時代、食材の小分けや清掃などバックヤードの仕事は得意なのに接客だけは苦手なスタッフがいました。接客の時になると声が低くなり、聞き取りにくくなってしまうのです。ことあるごとに自信を持つように声をかけた結果、そのスタッフはいつしかスムーズな接客ができるようになりました。その成長は、本人にとっても大きなことだったと思いますが、私も非常に大きな喜びと達成感を得ることができました。

現在はスタッフへの指導役は各店長に譲っていますが、今でもスタッフが成長していく姿を目にすると嬉しさを感じます。

メッセージ

私自身、学生時代に志望業界の大きな方向転換をして今の仕事に就いています。そのため仕事を探している方は、一つの業界にこだわるのではなく目線を変えたりしながら、後悔のない選択をしてほしいと思います。結果的に当社を選んでいただいて、仲間となったら切磋琢磨して一緒に頑張っていきましょう。成長を後押ししてくれる上席や、真摯に仕事に取り組むスタッフがあなたをお待ちしています。