T.S. [社員]

業界を絞らない就職活動

就職活動においては、業界を絞って活動する人と幅広い業界を見て回る人とに分かれると思います。私自身はいろいろな業界の人たちからリアルな仕事の話を聞いてみたい、その上で徐々に業界を絞って決めたいという思いがあったため、多くの業界研究を行いながら就職活動に臨みました。

そうした中、当社が店長を募集しているという情報を目にしたのですが、最短で店長を目指せる土壌があること、学生時代のアルバイト経験から接客業が好きであったこと、いつか自分自身が中心となってお店の運営をしてみたいと考えていたことから、入社試験を受けることとなりました。

結果、無事に内定をもらって現在社員として勤務しておりますが、入社した今、改めて業界を絞らずに就職活動を進めてきて良かったと思っています。

急な人事異動でも前向きに仕事に取り組む

4月の入社でカラオケ店の配属となり、店舗勤務をしていましたが、6月に人事異動を言い渡され、7月より飲食事業部への配属が決まりました。

当初描いていた将来設計では、カラオケ店でまずは店長を目指し、その後、店舗運営で結果を出すということを目標としていましたが、急な異動により、方向転換を余儀なくされました。

しかし、いざ働いてみると、飲食事業部が運営する居酒屋はお客様との距離が近く接客がすこぶる面白い、自分が今まで経験したことのない世界ということが新鮮で、とても充実した日々を過ごせています。

また、同期の中でも今回の人事異動を受けたのは私ただひとり。期待されているからこその抜擢と捉えて、前向きな気持ちで頑張っています。

新たな環境で仕事の奥深さを知る

今の店舗の仕事は、料理を作るキッチンとお客様におもてなしをするホールとに分かれており、私はホール業務の担当をしています。主な仕事としては、お客様のオーダーを取ったり、配膳したり、ドリンクを作るなどですが、思っている以上に奥が深い仕事だと感じています。

例えば、お客様にお出しする料理では、ただ単にテーブルに置くのではなく、そのときのグループの人数や上司と部下の関係性などを事前に把握した上でどこに置くのかをジャッジする。

また、料理がまだ残っているテーブルにさらに料理を追加するときは、一番新しい料理を真ん中に置くように意識して並べるなど、お客様に対するさりげない気配りが求められるため、常に頭の中をフル回転しながら業務を遂行しています。

社会人となって5ヶ月、現在の店舗に来てから2ヶ月ということもあり、まだまだわからないことだらけですが、社員の先輩方から技術を盗み、アドバイスを頂きながら、少しでも先輩方に近づけるように頑張っていきたいと思っています。

胸に響いた先輩の言葉

ホールスタッフの仕事をするにあたり、常に私が心掛けていることがあります。それは「お客様の前に料理を並べることは単なる作業であり、サービス業ではない」と言うこと。

これは飲食事業部に移ってから先輩社員にいただいた言葉で、とても胸に響いた言葉として、私の心に深く刻まれています。

確かに料理を並べると言う作業であれば誰にでもできるはずですが、サービス業はその名の如くサービスを行う仕事であるため、そこにお客様へのニーズを満たすという付加価値をつけなければなりません。

配膳に限らず、全てのシチュエーションでサービスが求められますので、この言葉をいただいて以来、お客様に対するサービスへの意識が大きく変わりました。

今ではオーダーを受けるとき、ビールを注ぐとき、会計のときなどでも、サービスすることを常に心に留めながら業務に勤しんでいます。

数年でモノにできるのか、一生かかるのかわかりませんが、いつかこの言葉を自分のモノにしてサービス業を極めていければと思っています。

メッセージ

当社に入社して感じたことは、サービス、接客の意識が高いプロフェッショナルな会社であると言うことでした。

ひとつひとつの動きや接客、応対など、これぞプロと言えるような仕事をする先輩方を見て、改めてサービス業の真髄を見たと感じています。

私自身、まだ仕事とサービス業について勉強している身ではありますが、本気で接客やサービス業に携わりたいと思っている人にとって当社ほどピッタリな会社はないと思っています。

ぜひ当社を目指していただき、仲間となって若い力で一緒に盛り上げてゆきたいですね。