電気の施工関係から社会人がスタート。その後、運送関連の個人事業主として開業し仕事を続けながらも、昼はマンション管理士と宅地建物取引士の資格取得のための勉強、さらに夜は現在勤務しているバンバンの店舗でアルバイトスタッフとして働くという、ややハードな生活を送っていました。

そんな中、アルバイトをして1年ほど経った頃、私の仕事ぶりを評価してくれていた当時の店長から、社員として一緒に働かないかとお声をかけていただきました。ちょうど仕事の面白さがわかってきた頃であったのと同時に、店舗のために少しでも貢献したいと思っていたこともあり、夢であった資格の取得は先延ばしにすると決め、二つ返事で入社の意思を伝えました。

社員になってからはアルバイト時代とは異なり、スタッフの教育や売上の管理、より良い店舗にするためのアイデア創出など責任重大な仕事が増えましたが、現在はこれらを任せてもらえる喜びを胸に日々楽しみながら仕事に取り組んでいます。

社員になってから現在に至るまで、常にアンテナを張ってお客様のニーズを事前に察知し、実行に移すことを心掛けてきました。中でもこれだけは誰よりもやったと言えることがあります。それは「清掃」です。

お客様がお店を選ぶ場合の判断基準として、料金の安さが一番に挙げられるかと思いますが、実はそれと同じくらいお店に対して清潔さを求められています。お客様のニーズである清潔さを維持するため、スタッフ一丸となって毎日清掃に取り組んでいます。

清掃作業では全ての箇所でゴミや埃がないように目を見張っていますが、中でもお客様が最初に足を踏み入れるエントランスはかなり意識をしています。お店の入り口が汚れているとお店に足を運んでくれない恐れがあるため、細心の注意を払っています。

お店を綺麗にすることは、お客様のニーズを満たすための基本行動のひとつ。今後も丁寧な清掃を続けていき、お客様に喜んでいただければと思っています。

店長になって程なくして、ちょっとしたトラブルに見舞われる機会がありました。おおよそのトラブルはアルバイト時代からの経験から対処法を学んでいたこともあり、きちんと処理できる自信があったのですが、このときばかりはそうはいきませんでした。

そこで急遽上司に連絡、店舗まで来てもらい、トラブル処理に向けて全面的に動いてもらうことに。私は何も出来ずにただ静観をするしかなかったのですが、解決に向けて処理する姿やその対応のスムーズさに感動すら覚えるほどでした。

解決後も上司から責められることはなく、トラブルが起こる原因や起こさないためのポイントを授けてくれるなど、とても親身になってサポートしてくれ、勇気をもらいました。

このとき、改めて尊敬できる上司がいる環境に幸せを感じるとともに、いつかは上司のように活躍したいと心から願うようになりました。

私の勤務する店舗は学生の街ということもあって、カラオケへの需要が多く、ライバル店がひしめき合っています。そのため、いかに差別化を図ってお客様を呼び込むかが鍵となります。その対応策として、若い方達向けに学割を用意していますが、これでは正直他店と変わりません。そのため、打開策として別のアイデアも温めております。ご期待ください。

また、私個人の目標としては、電気工事士の資格取得を考えています。カラオケ店は多くの電気機器を扱っており、業者が修理を行うシチュエーションが多々あります。そういったときに、店長自ら修理ができたり、他店への助っ人として修理を行えればコストカットに繋がるからです。