K.T. [課長]

すべてを正直に示してくれる点に惹かれて

以前は、別の会社で営業の仕事をしていました。しかし、学生時代にカラオケ店でアルバイトをしていたこともあり、サービス業への思いが断ち切れず転職を決意。自分の経験を活かせる仕事ということでカラオケ店に絞って転職活動をしました。

転職活動を通じて複数の会社の面接を受けましたが、当社は求人票にすべてを包み隠さず記載しており、とても高評価でした。さらに話をしてみると、想像以上に給与がもらえる待遇だったのです。そんな正直な部分と面接担当者の印象の良さに惹かれて、当社に入社を決めました。

現場から本社へ異例の抜擢

入社後は学生時代のアルバイト経験を活かせたこともあり、順調に昇進することができました。そんな充実した毎日を送っていた時、突然本社への異動の話をいただき、自分にとっては大きなチャンスだと思い、そのお話を承諾しました。

自分が畑違いの仕事を任されたのは、本社の幹部も現場の動きをしっかり把握しており、私の働きが目に留まったことがきっかけだったのかもしれません。私がSV(スーパーバイザー)だった時に本社や現場の人間が集まる研修があったのですが、そこで普段接点のない本部長に呼ばれて、「日報を見ているけど、よくやっているね」とお声がけいただきました。本社の上層部が一現場社員の日報までしっかりチェックして、どんな業務をしているか把握してくれていることを知り、感激と共に部下を大切にする当社の社風の一端に触れた気がします。

頑張りは必ず見られているので、ポジションに関係なく高いモチベーションで働ける環境だと感じます。

現場を知る人間だからできる仕事を

私が本社に配属された2年前はちょうどコロナ禍の真っただ中で、会社としても大きな転換期でした。人との接触に制限がある中、やれることは限られており、目立った販促ができなかったため非常に厳しい状況だったと言えます。

しかし、そんな中でも1年以上来店していない方に向けたクーポンの配信や、アニメとのコラボ企画への参画など、できる範囲で積極的に施策を打ち出してきました。反響も大きく、かなりの手ごたえがあったのは自信になりました。

私自身は、現場経験しかなかったのでいまだに仕事に慣れるのに精一杯です。しかし本社には、「お店だったらどう考えますか」など、現場での私の経験を頼りにしてくれる社員も多く、現場を長年経験したからこその発想に自分の存在意義があると信じて仕事に臨んでいます。

今後の目標について

コロナが落ち着いた暁には、一度バンバンから離れてしまった既存のお客様だけでなく、新規のお客様からも支持されるようなお店にしていきたいと考えています。

バンバンをカテゴライズすると安価なカラオケ店になりますが、新規層を開拓するには高級志向のカラオケ店のお客様など別の客層も呼び込めるようなお店にしていく必要があります。そのために最低限必要なのは、アルバイトも含めた接客クオリティの向上です。会社としてもどうすれば現場スタッフのモチベーションを上げつつ改善できるかは喫緊の課題です。正直、本社から現場スタッフを教育することの難しさはよく分かっています。しかし、そこをクリアするのが現場を知る私の役割なので、諦めることなく取り組んでいきたいと思います。

メッセージ

サービス業界にとって、ここ数年はコロナ禍による受難の時期でした。しかしここを乗り切れば、多くのチャンスが待っています。当社はまだまだ伸びしろのある会社です。コロナ禍で停滞していた事業が再始動し、軌道に乗れば責任あるポジションも今以上に増えていくことが想定されます。一人一人の頑張りをしっかり評価してくれる当社であれば、十分キャリアアップも狙えるので、向上心をもって仕事に取り組める方にとって最適な環境です。