Y.M. [SV(スーパーバイザー)]

2回目のスタート

実は当社にお世話になるのは2度目となります。1回目に勤めていた時は現在と体制が全く違い、比べ物にならないくらい緊張感のない雰囲気で働いていました。しかし、ある日厳しく指導する上司が就任して、職場の雰囲気が一変。今考えてみると指摘されたことはすべて当たり前のことなのですが、当時は自分が若かったこともあり、その上司に反発して退職してしまいました。

退職後は、心機一転警察官を目指しましたが、収入が途絶えたため、別のカラオケ店で働きながら試験勉強する毎日を送っていました。そのカラオケ店で働くのは警察官の試験に合格するまでの腰かけ的な気持ちでしたが、試験にはまさかの不合格。失意の底にあった時に声をかけてくれたのが、退職後も連絡を取り合っていたバンバンの店長です。「戻ってくれば」という優しい言葉で、もう一度お世話になることを即決しました。他のカラオケ店で働き、バンバンを客観的に見ることができたことも、決め手として大きかったかもしれません。

成長し続ける組織

改めてバンバンに入り直して驚いたのは、私が離れていた数年間で大きく組織や仕事の進め方が変わっていたことです。一度離職する前は、役職の少ない会社でしたが、2度目の入社時にはポジションは細分化されており、より細かいキャリアアップの道が示されていました。また、業務管理も以前はFAXですべて送るというアナログなものでしたが、Webシステムで管理する方法に変更されており、まったく別の会社のように進化を遂げていました。

そこには私が以前働いていた時の、良くも悪くもふわっとした組織の姿はなく、働く社員と共に新たに生まれ変わろうとしている会社としての誠実な姿勢を感じましたね。

自分を成長させてくれた経験

2度目の入社後は、関西エリアを皮切りに様々なエリアを経験させていただきました。中でも印象に残っているのは、SVのポジションについて担当した沖縄の店舗です。配属早々2店舗の新規立ち上げを任され、アルバイト採用から店長教育など店舗の運営が軌道に乗るまで一人で担当しました。縁もゆかりもない土地での立ち上げは想像以上に大変な仕事でしたが、今思うと臨機応変に対応する力を鍛えられて、非常に充実した毎日を過ごすことができました。また、沖縄の人は優しい方が多く、その風土にも非常に助けられたと思います。

この頃の経験が大きな自信となり、現在SVをやらせていただいている上で大きな糧となっています。

今後の目標について

今はコロナ禍などの社会情勢の影響を受けて、サービス業は厳しい時期だと思います。これまでバンバンが行ってきた施策も見直しの時期を迎えているかもしれません。しかし、だからこそ新たな挑戦を始めるには絶好のチャンスでもあると思います。

私の担当するエリアでは、近くの競合店が飲食の持ち込みを許可しているので、当社でも同じサービスを導入して、さらに看板もそれを売りにしたものに作り直すなどのチャレンジを進めています。もちろんエリアによって強みとなるものは異なりますが、SVや店舗ごとに新しいことを始めて、成功したら他のエリアにも広げていけるように現場からも積極的に発信していきたいですね。

メッセージ

コロナ前は順調に拡大を続けていた店舗の出店も今は停滞しています。しかし、この間にも組織として統制が取れてきていることは肌で感じます。今は、アフターコロナを見据えて全社で新たな取り組みを模索している段階です。変化を推し進める中での失敗はつきもの。失敗を恐れて前進を止めるのではなく、「最終的に良い方向にもっていければ大成功」という意気込みで改革を進めています。挑戦を続ける環境で、私たちと一緒に成長を目指していただける方をお待ちしています。